日本の紙・板紙の生産量は3110万トンで、アメリカ・中国に次いで世界第3位。世界合計の約8.1%を占めています。 紙の生産量の内訳は、非塗工印刷用紙(書籍、ノート、雑誌、グラビアなどに使用)、塗工印刷紙(ポスター、カタログ、カレンダー、チラシ、美術書などに使用)、情報用紙(コピー用紙など)を合わせた印刷情報用紙が全体の62%を占めます。その中でも印刷用紙が多く、続いて新聞が18%、衛生用紙9%、包装用紙6%を占めています。
日本の国民1人当たりの紙・板紙消費量は247kgで、常に世界のトップにランクインします。これは世界平均58kgの4.3倍、中国(50kg)の5倍、インド(4kg)の62倍を消費していることになります。1日当たりにすると677gで、A4の紙130枚分(紙分78枚、板紙分52枚)にも相当します。
2000年の中国の紙消費量は35.7百万tでしたが2006年には65百万tとなりました。2006年の中国経済はGDP11.5%の伸びを示し、今後2010年上海万博までは年率10%成長の可能性があるとの見方が有力です。仮に、紙消費量との弾性値を1.0として、紙消費量が今後年率10%づつ増加するとすれば2010年には95.5百万tの消費量となります。2000年との比較では2.7倍の驚異的な伸び率です。この数字は現在世界第1位を誇る米国(2005年90.3百万t)を凌駕し、日本(2005年31.3百万t)の3.1倍に達します。 一人当たり年間紙消費量でみると、2000年に28kg、05年には45kgと61%増加しました。 中国では50kg程度に収まっていますが、高度成長目覚しい中国がひとたび目覚めれば世界中の森林がなくなるのは数年とかからないといわれています。
近年、環境問題への関心が高まる中、平成21年4月よりエネルギーの使用の合理化に関する法律「省エネ法」が改正されました。 改正前は工場・事業場単位で一定以上のエネルギー使用に限り、年間エネルギー使用量の届出や、管理員の選任等の義務付けがありましたが、改正後は企業単位での管理に変わりました。
従来の本・カタログ・パンフレット等の紙媒体の場合、紙を償却する際に大量のCO2(二酸化炭素)が発生するのはもちろんの事、製紙・印刷といった紙媒体の作成の際にも、実は大量のCO2を必要とします。 また、一連の工程で発生するCOを吸収するには、原料の25倍以上の植林を必要とします。
デジタルカタログは、CO2を削減するだけではなく、森林保護といった環境問題にも配慮した「eco」な製品なのです。
CO2削減と森林保護でエコに貢献!
焼却すときだけではなく、製紙・印刷といった作成の段階から大量ののののCO2(二酸化炭素)を発生します。焼却すときだけではなく、製紙・印刷といった作成の段階から大量のCO2(二酸化炭素)を。
富士山1個分
Live Book Masterは、地球環境に配慮した製品として、環境省よりエコ認定を受けています。
今後もチーム-6%の活動に参加するなど、更なる環境対策にも取り組んでいきます。
「チーム・マイナス6%」は、京都議定書による温室効果ガス排出量6%の削減を目指す国民プロジェクトです。Live Book Masterはその活動に賛同し、地球環境保護・温暖化ストップの活動に参加しています。今後も更なる環境改善に努めます。
Live Book Masterは、紙資源の削減大幅な削減と、CO2排出量を抑える製品として、環境省よりエコ認定を受けました。
今後もデジタルカタログの普及とともに環境保護に取り組んでいきます。